「3」という数字の話

個人的な話ですが、私は3という数字が好きというか興味があります。
物事が安定するときに3という数字が良く出てくるように思うからです。

身近な例で言えば、「三脚」これは3点支持の代表例ですが、4点支持の椅子となると置く場所が平面でないとガタついて座り心地が悪いですが、三脚はどこででも安定させることが可能です。

他にも家庭用電源は三相交流(3つの交流波形を1サイクルに入れると一番効率が良いとか、生活面でも、当事者間で解決がつかないときに、第三者を入れるとか。

2つの問題を解決しようとして、行き詰まったときに3つ目の問題を入れるとすんなりいくことがしばしばあります。逆に4つ目まで増やすと大混乱したりしますが。

話がそれますが、私は学生時代にロボット関連の研究が専門をしていました。もう30年前以上前の話です。手を制御するコンピュータが一部屋サイズくらいあったと記憶しています。

当時、2足歩行という問題は本当に難しい技術でした。何しろコンピュータが馬鹿でかく、5本指を制御するコンピュータが一部屋くらいはありました。

今ではASIMO君が少しへっぴり腰で歩きますが、ああいう風にしないと重心移動がとても難しいのだろうと思います。人間のように普通に歩く、走るというのは神の領域の話のように思います。だからランニングも奥が深い・・という話はまたいずれ・・